冬の万松寺谷戸で野鳥観察をしました!


今年も本格的な冬が到来しましたね。関東地方でも、連日霜が降りるほどの寒さを感じる朝を迎えています。12月20日に、こちらの町田市いきもの図鑑サイトへ、多くの野鳥写真を中心に、さまざまな生物写真提供にご協力いただいております、野鳥専門家の島津哲也さんと町田市の万松寺谷戸で野鳥観察をしました。

写真提供 島津哲也氏

この日は、雲ひとつない快晴。島津さん曰く「こういう日に風が出ると、猛禽類が飛びます」とのこと。猛禽類の優雅な飛行姿を見られるのも楽しみですね。
万松寺谷戸の中心部には大きな藪があり、その中で数多くの鳥たちの鳴き声はしますが、早朝9時ですので、なかなか姿を現してはくれません。でも、少し気温が上がると出てきてくれましたよ、まずは立派な黄色のくちばしが特徴の「イカル」が登場です。

写真提供 島津哲也氏

この日一番のサプライズはこの上空高くの飛翔体「ヒメアマツバメ」でしょうね。気温もだいぶ高くなった11時ごろに突然、数羽が上空高くに現れました!しかし、さすがは野鳥写真の猛者である島津さんです。この距離とこのスピードにシャッターを合わせて撮影する技術はみごと!!私もいろいろとレクチャーを受けて、かなりの勉強になりました。昆虫撮影を主体とする私なのですが、野鳥撮影はまったくの別物。カメラの設定も大きく見直す必要があります。

写真提供 島津哲也氏

そしてそして、やはり登場しました猛禽類!
こちらはハイタカ(オス成鳥)です。雲ひとつない真っ青な空たかく優雅に舞う姿は、本当に心が吸い寄せられていくようです。

写真提供 島津哲也氏

こちらもサプライズですね。関東地方では珍しい「リュウキュウサンショウクイ」です。野津田公園でも観察できますが、こちらはなかなか静止画を撮影するのは難しい個体とのことです。この日も偶然、上空高く飛翔する個体を観察することができました。しかし、これを撮影できるのはすごいスキルですね。。
この日は、9時〜13時頃まで観察をしましたが、約22種の個体を観察(目視・鳴き声)することができました。ほんとうに自然豊かで多くの野鳥と出会える素晴らしい環境です。

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